資格が必要

◆コンクリート圧送業務には資格が必要です。

コンクリート圧送業務は、高圧力のポンプ装置を使用し、長さ30mを超す長大なブームを操作したり、数百mにもおよぶパイプライン(コンクリート輸送管)を扱うこともあるコンクリート圧送工は、万一災害事故が発生すれば、重大な惨事を引き起こすリスクも含んでいます。 そのため、徹底した安全施工と、良質なコンクリート構造物を提供するために、コン
クリート圧送業務に従事する者には、さまざまな資格の取得が義務づけられています。

◆コンクリート圧送技能士(1級・2級)資格取得の奨励

コンクリート圧送技能士(1級・2級)は、昭和61年に創設された職業能力開発促進法62条に基づく国家資格であり、国土交通省や住都公団・日本建築学会・土木学会など各種の工事仕様書にも、この資格保有者を品質保証の観点から優先起用・現場配置することが明記されています。 北圧協では、会員に対して当該資格の取得を奨励しており、毎年受験対策講習会を開催しています。