「建設労働者の雇用の改善等に関する法律」では、建設業の実態に即しつつ、その雇用管理体制の整備を推進することとし、雇入通知書の交付を義務づける等雇用関係を明確化するための措置を講ずるとともに、建設事業所ごとに雇用管理責任者の選任を義務づけています。雇用管理責任者は、第一線の現場における雇用管理の推進者として重要な役割を担っており、その業務は広範多岐にわたっております。
労働者の募集、採用から配置、配置転換、昇進など在職中の処遇を含め、退職に至るまでの雇用に関する一連の計画的、体系的な管理を雇用管理といいます。一般的には、労働者がその能力を有効に発揮することができるような条件を整え、それらを組織化して生産性の向上を図るとともに、その成果が労働者の勤労生活の向上につながることを目的としてなされる職場における管理の一側面です。
平成30年度雇用管理研修